遠方を拠点としてスタッフと会社をリードする、理想とする「生き方」とはなにか。
2021.11.18
スタッフインタビュー

カタリナでは、コロナが発生する以前よりリモートワーク制度を導入し、スタッフのワークライフバランスの向上を図ってきました。リモートワークスタイルは人それぞれですが、今回、都心の喧騒から離れ、遠方を拠点に働く2名のマネージャーに「遠方からのリモートワーク」についてお話していただきました。個人として、スタッフを管理する立場としてのリモートワークの現状や課題、これからの展望が語られています。

Senior Vice President, Chief Revenue & Marketing Officer
Sean Chu(ショーン チュウ)
Senior Vice President, Product & Engineering
J. Carlos Roo-Ortiz(カルロス ロー・オルティス)

現在の拠点を選んだ理由は

Sean : 
Dual Lifeの拠点を山梨県鳴沢村に決めるまで、東西南北さまざまな場所を検討しました。最終的にそこに決めた理由としては、自然に囲まれながらも社会基盤がしっかりしていて買い物も便利ですし、アウトドアのアクティビティも豊富だったからです。週末は登山、カヤック、釣りなど大自然に恵まれた遊びを堪能できますし、夏は西湖で泳ぎ、冬はスキーといった季節ごとにさまざまなアクティビティを楽しむことができるところが気に入っています。それに地元の食材が豊富でワイナリーが近いところも魅力の一つですね。 そして、これだけの良条件が揃いながら都心へ90分以内で移動できるので、いつでも気軽に出社したり、都心で用事を済ませたりできるのも重要なポイントですね。

Carlos:
私は妻と共に2011年にSony Electronicsの駐在員としてサンディエゴから長野県安曇野市にやってきたのですが、安曇野の美しい自然と澄んだ空気、そしてフレンドリーな人々にすぐさま心を奪われました。数年後、新しい仕事の都合で東京へ引っ越すことになったのですが、どうしても長野を忘れることができず、長期休暇や週末を利用して安曇野を訪れる日々を送っていました。
そして、2016年に双子の男の子に恵まれた数年後にコロナが発生。多くの企業がフルリモートワークに切り替える中、やんちゃ盛りの息子たちが自由に走りまわったりといった、成長するのにもう少し大きな空間が必要になると考えて、大好きな長野でのフルリモートワークを行うことに決めました。

リモートワークで感じるメリットは

Sean : 
リモートワークを行うことで圧倒的にQOL(クオリティオブライフ)が上がったと思います。通勤時間がなく勤務時間も自由なので、7時から16時までを基本の勤務時間にして、仕事が終わってからも自然の中でアクティビティを楽しむことができます。おかげでライフバランスが取れて、公私ともにはかどっているように感じます。

Carlos:
毎日オフィスで働いていた時に比べてはるかに効率的だと思います。通勤する必要がないのでワークライフバランスがとりやすくなりましたし、アメリカとの早朝や深夜の会議に参加しやすくなり、家族と過ごす時間もより充実したものになりました。
当初は、チームメンバーや同僚との直接的な交流がなく、一日中ビデオ会議ばかりの状態に慣れずに苦労しました。自分のコミュニケーションスタイルとして、対面の方が好きですし、立った状態でホワイトボードに書きながら仕事をするタイプなので、対面での交流や対話をする「豊かさ」がない中で一日中パソコンの前で働くことがとても閉塞的に感じました。しかし、様々なITツールにもすぐに慣れ、より効率的に業務を行うために工夫もしました。モニターを追加設置したり、カレンダー管理を学んだり、メールやチャットでのコミュニケーション方法を改善することで、徐々にリモートワークに慣れることができました。

リモートワークで感じるデメリットは

Sean : 
やはり「スタッフ同士の交流の深さ」が足りないことだと思います。ちょっとした立ち話やランチなどでできる気軽なコミュニケーションができないので、必要以上に1on1の時間を組むように意識しています。 また、会議や報告会はTeamsでも十分効率よく行えますが、ブレストなどアイディアを創出させる場合は、実際にその場に集まって議論したほうがより良い案が生まれると思うので、コロナ終息後にはそういった機会をもっと増やしたいと考えています。

Carlos:
「相手の機微を読み取る難しさ」ですね。直接対話をする時は、相手の実際のメッセージに加えて、声のトーンやボディランゲージなどの手がかりがつかめます。そこで自分の声のトーン、ボディランゲージ、メッセージを調節していくことで、より豊かで効率的なコミュニケーションを取ることができますし、こうしてチームメイトや同僚との信頼関係を築いていくものだと思います。それがバーチャルになるとつかみにくいと感じますね。 また、通勤する必要がないことにも欠点はあります。座りがちになって運動不足になりますし、早朝や深夜の会議に参加しやすくなった一方で、どうしても公私の線引きが難しくなりますね。

チームの管理体制はどう変化したか

Sean : 
僕はもうここ10年くらいリモートで部下の管理をしているので、管理体制への大きな変化はありません。前職ではAPACのチームを管理していたので、リモートでのチーム管理は当たり前でした。
当然ですが、ここで大切になるのは「コミュニケーション」です。直属の部下だけでなく、できるだけ多くの人と定期的に1on1を組んで、ビジネスや組織全体の『脈』を毎日把握する必要があります。また、チームメンバーが気軽に相談や連絡ができるカルチャーを作るのも重要です。彼らのためにいつどんなことに対しても時間を作り、常にウェルカムな状態でありたいと思っています。

Carlos:
私はこれまで多国籍企業で働いてきましたが、若い頃から「国籍や文化を超えた効率的なリモートコミュニケーション」を行うための秘訣を学んできました。例えば、憶測をしない、メッセージを極力明確にする、そして積極的にコミュニケーションをとるなどですが、コロナによってフルリモート対応となった今でもそれは変わらず実践しています。
加えて、リモートであろうとオンサイトであろうと「自分のチームメンバーを信じる」ということを大切にしています。フルリモートワークの環境下では、マネージャーとチームメンバーの信頼関係がより一層重要になります。チームメンバーとの週次の1on1ミーティングは、信頼関係を築き、維持していくための欠かせない機会だと思っていますし、何がうまくいっていて何がうまくいっていないのか、そして私がサポートできることは何かについて話し合います。同時に、プロフェッショナルディベロップメント(専門知識の習得)について話し合ったり、リーダーシップスキルについて指導したりするまたとない機会でもあります。一方的に作業を指示するのではなく、毎週ミーティングの機会を持って透明性のある双方向のコミュニケーションをとることによって、信頼できるパートナーシップが構築されていくのだと思います。

リモートワーク環境下におけるスタッフ同士のつながりについて

Sean : 
リモートワークによって仕事のスタイルが柔軟になり、それにより一人一人の生き方が豊かになることによって、仕事に「豊かさ」や「クリエイティビティ」がもたらされるのは素晴らしいことです。ただ、コロナ禍のリモートワークは異常事態で、98%のスタッフが常にリモートワークを行っているとどうしてもネガティブな影響も出てきます。仕事はTeamsやOffice365でも遂行できますが、フルリモートワークではスタッフ同士の一体感やチームスピリットを育てるのは困難です。与えられたタスクを遂行するだけでは仕事のやりがいにはなりません。緊急事態宣言も解かれ(※10/25現在)、カタリナでは新しいオフィスで完全なハイブリッドワークスタイルへと移行しました。これによってスタッフ同士の交流・懇親の機会が増えることで本来のリモートワークの姿を取り戻し、バランスがとれたより良い環境になると信じています。

Carlos:
私はフルリモートワークの最中にカタリナに入社しましたが、チームメンバーや同僚と直接会って交流できなかったので、必要なコミュニケーションチャネル、対人関係、信頼関係を築くためにより一層の努力と時間が必要でした。加えて、リモートワークを余儀なくされる状態が長く続くことで、特に現場レベルのコミュニケーションに大きな影響を与えていると思います。対面で一歩踏み込みフランクに会話をすれば、チームメンバー同士の誤解を解いたり、ネガティブな感情を和らげることができるかもしれないのに、表面上の会話をすることが増えました。植物や他の生き物と同じように、対人関係は成長したり強くなるために育てていかなければなりませんし、私たち一人一人が大きな違いを生むことができるのだということを意識する必要があります。
チームマネージャーはチームメンバーのメンタルヘルスを積極的、継続的にチェックし、コミュニケーションと健全なワークライフバランスが得られるよう、前向きで信頼できる職場環境を一丸となって作っていく必要があると思います。そして、個人レベルではチームに助けを求めたり、助け合うことができると考えています。仲間としての強い一体感とエンゲージメントを保つために、私たち一人一人がみな役割を果たすことができるのです。

カタリナへの入社を検討されている皆さんへ

Sean:
私は2019年からカタリナで働いていますが、私が経験した数々の企業の中でもカタリナはとても良い職場だと思います。すべての消費者の日常生活に真の影響を与える力強くユニークなビジネスモデルに貢献できること、そして各々がプロフェッショナルである活力に満ち溢れたチームと一緒に働くことに強い使命感と達成感を感じます
自由なワークスタイルなので、スタッフは働く場所と時間をコントロールすることができますし、新しいオフィスはスタッフが仕事をするために来る場所だけでなく、コラボレーション(協業)や交流する場としても再設計され、「仕事が行われる場」だけでなく「アイディアが生まれる場」にもなっています。私も未だかつて経験したことのない、この柔軟なハイブリッドワークスタイルは仕事とプライベートをより豊かにするものだと確信しています。

Carlos:
私がカタリナファミリーの一員として気に入っている点は、スタッフ同士の親近感やチームワーク精神、より良いワークライフバランスを維持できる柔軟なワークスタイル、そして会社全体でビジネストランスフォーメーションを推進するというユニークな機会に恵まれているところです。そして、広告/マーケティングテクノロジー企業としてマーケットをリードするビジネスモデル、国際的なDNA、ハイブリッドワークスタイルもカタリナをおすすめするポイントです比類ないビジネスの成長と変革を推進することで自身のキャリアを磨き共に成長していきたいという方にはカタリナはぴったりだと思います。ぜひ私たちと一緒に働きましょう。

まとめ

大自然に恵まれた環境で仕事に打ち込み、大切な人たちとのプライベートの時間も謳歌する。そしてチームメンバーを想いながら、会社をより良い方向へ変えていこうとするおふたりの姿が印象的でした。

自分が理想とする「生き方」とはなにか―

自らが幸せだと感じる環境に身を置きながらこれまでと変わらない精度で働く。そして移動時間を勤務時間に宛がうことによって大切な人たちとの時間をもっと生み出すことができる。リモートワークによって可能になる世界はこれほどに広がります。

カタリナにはどこにいても支障なく働けるよう整備されたインフラと、多様な働き方を叶える制度があります。今回の記事にあるようにマネージャー自身も遠方でのリモートワークを行っているため、現場スタッフも気兼ねなく自分の好きな拠点で勤務しています。また、こうした制度によりさまざまな転機にも柔軟に対応できるため、キャリアを諦めずに続けることが可能です。ワークライフバランスを大切にしながらカタリナで一緒に働いてみませんか。